「サードプレイス」とは、家庭や職場、学校等とは異なる、「第3の居場所」を指す言葉です。
在宅勤務やリモートワークも浸透し、働き方の多様化が進むなか、自宅でも職場でもない第三のオフィスとして、「サードプレイスオフィス」を導入する企業も増えています。
この記事では、サードプレイスがオフィスワークでも注目されるようになった理由から、サードプレイスオフィスを導入するメリット、目的にあったオフィスの見つけ方や具体例まで詳しくご紹介します。
サードプレイスとは
第三の居場所を意味する「サードプレイス(third place)」は、1989年にアメリカの社会学者レイ・オルデンバーグ氏の著書「The Great Good Place』で提唱された概念です。
同氏は著書の中で、当時のアメリカ社会で多くの人々が陥っていた、「自宅(ファーストプレイス)と職場(セカンドプレイス)の間を、車で往復するだけの生活」に警鐘を鳴らし、家庭や職場での役割から解放された、一個人としてくつろげる場所として、サードプレイスを位置づけました。
オルデンバーグ氏の定義する「サードプレイス」の条件
オルデンバーグ氏は、サードプレイスに共通する特徴として、以下の8つの条件を挙げています。
⑥地味で控えめな空間 ⑦遊び心がある ⑧我が家のような寛ぎを感じる
地域の人々が気軽に集まり、立場を気にせず交流できるイギリスのパブやフランスのカフェは、サードプレイスの8つの条件を満たした「第三の居場所」の代表例です。
日本における「サードプレイス」の広がり
日本でも、1990年代後半に「サードプレイスの提供」をコンセプトに掲げる大手コーヒーチェーンがアメリカから上陸し、「サードプレイス」という言葉が次第に認知されるようになりました。
会話や交流を主な目的とする海外のサードプレイスと比較して、図書館やジム、カフェなど、自分の時間に没頭できる空間をサードプレイスに選ぶ人が多いのは、日本におけるサードプレイスの特徴です。
自分らしく過ごせるサードプレイスの重要性は、年代や立場を問いません。内閣府の調査によれば、家庭や学校以外に居場所が多い子どもほど、自己肯定感やチャレンジ精神が高い傾向にあり、子どもや若者の視点に立った居場所づくりが重要視されています。
働く世代を対象とした調査でも、居心地がよくリラックスできるサードプレイスを持つ人は、仕事と私生活のどちらも満足度が高く、働くためのモチベーションも高い傾向にあることが示されました。
「サードプレイスオフィス」とは?
働き方が多様化する中、従業員が快適に働ける第三の居場所として、「サードプレイスオフィス」を導入する企業も増えています。
オフィス内にリラックススペースを設けたり、シェアオフィスやコワーキングスペースを活用したりと、取り組み方はさまざまです。
企業がサードプレイスオフィスを導入する目的やメリットについて、代表的な事例をご紹介します。
サードプレイスオフィスの導入で期待できる主なメリットや効果
■作業効率や生産性の向上
自宅やオフィスと異なる環境で働けるサードプレイスオフィスは、作業効率や生産性の向上が期待できます。
自宅でのリモートワークが難しい社員や、オフィスの環境で集中しづらい社員も、業務に集中しやすい環境を整えることで働きやすくなることがメリットです。
■採用強化、離職率の低減
本社とは離れた場所にサードプレイスオフィスを構えることで、これまで通勤しにくかったエリアに居住する優秀な人材の雇用につながります。
通勤しやすい立地のサードプレイスオフィスは、育児や介護に追われる社員の離職防止にも有効です。
■緊急時のリスク分散(BCP対応)
すべての社員がひとつのオフィスで働く従来の労働形態は、事故や災害、設備の不具合など、不測の事態が発生した場合事業継続が困難になる可能性があります。
感染症が企業活動のリスクとして広く認識されたことを受け、本社の機能をサードプレイスオフィスに分散して、事業継続性を確保する取り組みも行われました。
■オフィスコストの削減
自社オフィスを縮小したり、移動時間や交通費削減のため営業拠点となるサテライトオフィスを開設したりと、サードプレイスオフィスの開設でコストの削減も検討できます。
ビジネスを開始するための設備が整ったレンタルオフィスであれば、初期投資やランニングコストを抑えながら、事業の変化にも柔軟に対応できます。
■創造力の向上やイノベーション創出基盤の強化
普段と違う環境で受ける刺激は、発想力や創造力の源泉です。
社内にカフェスペースやトレーニングスペースを社内に設置して、普段あまり話す機会のない社員間のコミュニケーションを活性化させたり、幅広い業種のビジネスパーソンがひとつの空間を共有するシェアオフィスやコワーキングスペースを活用したりと、イノベーションや変革の促進にサードプレイスを取り入れる事例も増えています。
サードプレイスオフィスとして活用できる主な施設
社外に設置するサードプレイスオフィスとしては、主に3つのタイプが挙げられます。導入の目的と合わせて、自社に適したオフィスを検討しましょう。
■福利厚生やメンタルヘルス対策の一環に…リゾート地のサテライトオフィス
サードプレイスオフィスの導入は、人間関係によるストレスを抱えた社員のメンタルヘルス対策としても有効です。
リゾート地や保養地にサードプレイスオフィスを設置して、仕事をしながら休暇も楽しめるワーケーション(「仕事(Work)」と「休暇(Vacation)」を組み合わせた造語)に活用しているケースもあります。
■通勤時間の削減に…コワーキングスペースやシェアオフィス
テレワークの一形態としてサードプレイスオフィスを開設する場合、従業員が通いやすい立地にあるコワーキングスペースやシェアオフィスを、サードプレイスオフィスとして活用できます。
オフィスワークとテレワークの利点を活かし、本社への出社とサードプレイスオフィスを組み合わせたハイブリッドワークと呼ばれる勤務形態の導入も盛んです。
■セキュリティ対策が求められる業種に…レンタルオフィス
本社の管理が行き届きにくいコワーキングスペースやシェアオフィスは、情報漏洩のリスクが課題です。
個室タイプのレンタルオフィスは、個人情報や機密情報を取り扱う業種のサードプレイスに適した選択肢です。レンタルオフィス選びでは、カードキーや監視カメラなど、セキュリティ対策も確認しておきましょう。
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