近年、独立や起業に際して法人を設立する際に、コワーキングスペースの住所を利用して法人登記をする企業が増えています。法人登記可能なオプションサービスのあるコワーキングスペースもあるため、法人設立や移転などで登記を予定している場合は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事では、法人登記ができるコワーキングスペースのサービスとはどのようなものなのか、メリットやプランについて紹介します。
登記可能なコワーキングスペースのサービス
コワーキングスペースには、賃貸オフィスと同じように、利用者がその住所を利用したり、法人登記したりできる有料オプションサービスがある施設もあります。
一般的に、法人登記ができるコワーキングスペースのサービスとしては、以下のようなものがあります。
住所利用サービス
住所利用サービスとは、利用者のホームページや名刺、販促物などに、コワーキングスペースの住所を利用できるというサービスです。
特に、個人事業主やフリーランスの場合、自宅の住所をホームページや名刺に記載したくないという方も多いため、コワーキングスペースの住所が使えるのは嬉しいメリットと言えるでしょう。
また、コワーキングスペースは、主要駅の近くなど一等地に施設を構えるケースも多いため、ビジネス上の信用を高める目的で住所利用サービスを利用するケースもあります。
コワーキングスペースのなかには、オプションサービスとして、郵便物や宅急便などの受取・保管をしてくれるところもあるため、外出や移動の多い人も安心して仕事に集中できるでしょう。
法人登記サービス
コワーキングスペースの法人登記サービスとは、コワーキングスペースの住所を法人登記の住所に利用できるというものです。
法人登記とは、法人設立の際に、社名や本社所在地などの会社の概要を法務局に届けることです。
実際にオフィスを構えなくとも住所のみを登記に利用できるため、法人設立時のコストを抑えることつながります。
コワーキングスペースで登記をするメリット
コワーキングスペースで登記をするメリットを整理してみましょう
自宅以外の住所を利用できる
自宅で仕事をする個人事業主やフリーランスの場合、自宅以外の住所で登記したいという方も珍しくありません。
コワーキングスペースの住所で登記をすることで、プライバシーの保護につながるのはもちろん、コワーキングスペースは一等地に設けられているケースも多いため、他者から見た信用力を高めることにもつながります。
賃料コストを削減できる
賃貸オフィスを借りてビジネスを始めようと思うと、オフィスの契約にかかる初期費用以外に、毎月の賃料や光熱費、通信費などのコストがかかります。スタートアップの企業にとって、高額の初期費用や固定支出となる賃料などは大きな負担となるでしょう。
コワーキングスペースには、通常のオフィスと変わらない環境が整っています。机や椅子、インターネット回線もあるため、コワーキングスペースで法人登記ができれば、賃貸オフィスを借りる必要はなく、賃料コストの負担を削減することができます。
郵便物や宅配便をいつでも受け取れる
法人登記可能なコワーキングスペースの場合、郵便ポストで郵便物を受け取ることができたり、受付スタッフが宅配便の受取・保管をしてくれるオプションサービスを提供する施設が多いです。
個人事業主やフリーランスが一人で仕事をする場合、郵便物や宅配便の受け取りを気にせず仕事に集中できるのは、嬉しいメリットと言えるでしょう。
ワークスペースを利用できる
そもそもコワーキングスペースとは、共同で利用できるオフィス空間のことです。そのため、法人登記ができるだけではなく、実際にワークスペースを利用して仕事をすることができます。
施設によっては複合機やフォンブースを利用できたり、会議室を利用できたり、カフェスペースがあったりなど、通常の賃貸オフィス以上に快適な環境が用意されていることもあるため、仕事により集中して取り組むことができるでしょう。
ビジネスチャンスにつながる
さまざまなビジネスパーソンが集まるコワーキングスペースを仕事の拠点とすることで、異業界や異業種の人たちと頻繁に顔を合わせることになるため、自然と知り合いになるケースも多いです。そのため、コワーキングスペースの利用がきっかけとなって人脈が広がり、それがビジネスチャンスにつながるケースも珍しくありません。
また、個人事業主やフリーランスの場合、取引先が法人でなければ取引を行わないというケースもあるため、法人登記をすること自体がビジネスチャンスにつながることもあるでしょう。
コワーキングスペースでの法人登記はどんな人におすすめ？
コワーキングスペースでの法人登記は、以下のような人におすすめです。
- 個人事業主
- フリーランス
- 士業
- スタートアップ企業
自宅を仕事場とすることも多い個人事業主やフリーランス、士業などは、プライバシー保護の観点からも、自宅住所ではなくコワーキングスペースでの法人登記がおすすめです。自宅が賃貸物件の場合は、自宅住所を使った事務所利用や法人登記が禁止されているケースも多いため、コワーキングスペースの住所を利用することで、スムースに法人設立をすることができます。
他にも、起業したばかりで費用負担をできるだけ抑えたいスタートアップ企業の場合、住所だけでなくワークスペースも利用できるため、仕事に集中することができるのはもちろん、さまざまな業種のビジネスパーソンと知り合えるチャンスがあるという点もおすすめのポイントです。
コワーキングスペースで登記ができるプラン
大阪・堂島にあるコワーキングスペース「WORKING SWITCH ELK（エルク）」は、登記可能なプランを3種類ご用意しています。
バーチャルオフィスメンバー
エルクのバーチャルオフィスメンバーは、月額33,000円から個室を借りずに「住所利用」「法人登記」「郵便物の受取代行」が利用できるプランです。
コワーキングエリアは8時～20時まで利用可能で、ゲスト様の利用も可能なため、採用面接や商談などでの活用にもおすすめです。
デスクメンバー
エルクのデスクメンバーは、月額49,500円から1名様用の固定席を利用できるプランです。コワーキングエリアは8時～20時、プライベートエリアは24時間利用が可能です。
また、「住所利用」「法人登記」「郵便物の受取代行」ができるだけではなく、「専用ロッカー付き」でプライベートエリアのラウンジやフォンブースも自由に使うことができます。
コワーキングエリアでは、ゲスト様も一度に3名まで、1時間ご利用いただけます。
プライベートオフィスメンバー
エルクのプライベートオフィスメンバーは、月額66,000円から目的や人数に応じて1名～7名様用の完全個室の専用オフィススペースが利用できるプランです。
「住所利用」「法人登記」「「郵便物の受取代行」はもちろん、デスクやチェア、サイドワゴン、各部屋は完全個別空調（一部除く）が備わっています。
コワーキングエリアは8時～20時まで、プライベートエリアは24時間利用可能で、ラウンジやフォンブースも自由に利用できるため、企業のサテライトオフィスとしての利用もおすすめです。
登記可能な大阪・堂島のコワーキングスペースは「エルク」にお問い合わせください
コワーキングスペースの住所で法人登記をすることで、賃料コストを抑えることができるのはもちろん、プライバシーを保護しながら、快適なオフィス環境・ワークスペースを利用できるというメリットがあり、個人事業主やフリーランス、スタートアップ企業など、さまざまな方が利用しています。
大阪・堂島にある「WORKING SWITCH ELK（エルク）」は、京阪・大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅から徒歩4分にあり、繁華街（梅田・北新地）やビジネス街（中之島・淀屋橋）からのアクセスにも優れた好立地のコワーキングスペースです。
エルクでは法人登記・住所利用ができるサービスだけではなく、貸ロッカー3,850円、郵便物転送3,850円/月、社名表（エントランス、オフィス扉）3,850円/月（初期費用11,000円）など、便利なオプションサービスも充実しています。 また、エルクの施設内には、開放感あふれるコワーキングエリアと集中できる洗練された空間が広がったプライベートエリアが併設されています。
「コワーキングスペースで登記をしたい」「サービスの詳細を知りたい」など、コワーキングスペースのご利用について気になることがあれば、ぜひエルクまでお気軽にお問い合わせください。
