テレワークなど働き方の多様化が広がる昨今、コワーキングスペースでの仕事中に、電話や電話会議をしなければならないシーンもあるでしょう。
この記事では、コワーキングスペースで電話や電話会議はできるのか、電話が多い方に適したコワーキングスペースを紹介します。
コワーキングスペースってどんなとこ?
コワーキングスペースとは、さまざまな職業や仕事を持つ人たちがオフィス環境を共有し、仕事を行うスペースのことを指します。「CO(共同)」+「Working(働く)」を語源としており、「共同で働く空間」という意味でコワーキングスペースと呼ばれるようになりました。
コワーキングスペースはフリーデスクが基本ですが、カフェとは違って、仕事をすることを目的とした人が集まるため、静かに利用することが求められています。
コワーキングスペースで電話はできる?
コワーキングスペースを利用している最中に仕事の電話がかかってきたり、電話をかけなければならないこともあるでしょう。
ここからは、コワーキングスペースでの電話利用についてお話しします。
ワーキングエリアで電話OKだがしづらい
ワーキングエリアはビジネス電話ならOKというところが多いです。
しかし、コワーキングスペースは、さまざまな人が仕事をしているため、周囲の迷惑にならないように配慮する必要があります。特に電話は静かな環境では響きやすいため、話し声には注意しなければ集中している人の邪魔になるほか、情報漏えいへの配慮も必要です。
会話の内容を聞かれたくない場合や、周りに気を遣わずに電話をしたい場合、ワーキングエリアでの電話利用は避けたほうが良いでしょう。
電話専用のフォンブースを利用できる
コワーキングスペースで電話をするときは、電話専用のフォンブースを利用することをおすすめします。
フォンブースとは、電話や電話会議、オンライン会議などができる専用個室のことで、周りに聞かれたくない電話をするときに役立ちます。
ただし、コワーキングスペースにはたくさんの人が出入りするため、急な電話で席を離れるときは、貴重品を置きっ放しにしない、パソコンを落として離席するなどの配慮が必要です。
電話や電話会議が多い人は個室タイプもおすすめ
電話や電話会議が多い人は、フリーデスクのコワーキングスペースではなく、個室タイプのシェアオフィスもおすすめです。
個室タイプのシェアオフィスなら、周囲を気にすることなく電話ができるため、フォンブースが混雑していても、順番待ちをする必要がありません。
ここからは、コワーキングスペースと比較した、シェアオフィスのメリットを紹介します。
情報漏えいの心配がない
フリーデスクが基本のコワーキングスペースには、さまざまな人が出入りするため情報漏洩のリスクがあります。
しかし、個室タイプのシェアオフィスは、自分専用のスペースを持つことができるため、セキュリティ対策をしやすく、電話をしても情報漏えいの心配がありません。
また、デスクに書類やパソコンを出したままにしていても盗難されるリスクが低く、機密情報を扱いやすいというメリットがあります。
静かな環境で仕事に集中できる
コワーキングスペースの場合、いくら静かに仕事をしていたとしても、キーボードを打つタイピング音や会話の声などが気になることもあるでしょう。
個室タイプのシェアオフィスなら、プライベート空間が確保されているため、周りの音が気にならない静かな環境で仕事に集中することができます。
郵便物の受取・転送ができる
個室タイプのシェアオフィスでは、郵便ポストで郵便物を受け取ることができたり、転送してもらえたり、受付スタッフが宅配便の受取・保管をしてもらえるオプションサービスがある施設も多いです。
外出や移動が多い人にとって、郵便物や荷物の受取を気にせず仕事ができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
住所利用・法人登記もできる
個室タイプのシェアオフィスのなかには、住所利用や法人登記サービスを提供している施設もあります。
ホームページや名刺、販促物などにシェアオフィスの住所を利用することができるため、自宅の住所を載せたくないという個人事業主やフリーランスにとって特に嬉しいメリットとなるほか、法人設立時のコスト削減にもつながります。
専用の電話回線の敷設ができる
個室タイプのシェアオフィスでは、オプションとして専用電話回線の敷設ができる施設もあります。
また、多くのシェアオフィスでは、無料のWi-Fiを利用することができますが、インターネットの専用回線も有料で敷設できるので、情報漏えいが気になる方やWi-Fiの速度が気になる方にもおすすめです。
社名プレートの掲示ができる
個室タイプのシェアオフィスを法人利用する場合、社名プレートの掲示ができる施設もあります。
社名プレートの掲示をすることで、腰を据えてビジネスをしているしっかりとした会社であるという印象を与えることができます。
また、社名プレートを出すことで、会社の名前を知ってもらえる機会も増えるでしょう。
賃貸オフィスよりコストが安い
賃貸オフィスを利用する場合、契約にかかる初期費用はもちろん、毎月の賃料や光熱費、通信費などのコストがかかります。また、契約後は内装・レイアウト工事をしたり、オフィス家具やOA機器を購入しなければならない点もネックとなるでしょう。
一方、個室タイプのシェアオフィスは、机や椅子、インターネット回線、複合機など、通常のオフィスとは変わらない環境が整っているうえに、コストを大幅に軽減することができます。
コストを抑えてオフィスを構えたい場合は、個室タイプのシェアオフィスがおすすめです。
大阪・堂島のシェアオフィスは「エルク」にご相談ください
コワーキングスペースは、ビジネスでの電話ならOKという施設が多いですが、さまざまな職種の人が働いているため、周囲に配慮する必要があります。
コワーキングスペースで電話や電話会議をする可能性がある場合は、フォンブースのある施設を選ぶと良いでしょう。
ただし、コワーキングスペースのフォンブースには数が限られるため、利用者が多ければ順番待ちをしなければいけません。電話や電話会議をする機会が多い方は、いつでも気兼ねなく電話ができる個室タイプのシェアオフィスを利用するのもおすすめです。
大阪・堂島にある「WORKING SWITCH ELK(エルク)」は、電話や電話会議ができるフォンブースが10室備わったコワーキングスペースです。
開放感あふれるコワーキングスペースと、シェアオフィスとして利用できる個室やデスク席が併設された開放感のある空間が魅力です。
京阪・大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅から徒歩4分にあり、繁華街やビジネス街からのアクセスにも優れています。
電話や電話会議ができるコワーキングスペース、シェアオフィスの利用について気になることがあれば、ぜひエルクまでお問い合わせください。