働き方の多様化が進み、企業や団体などに属さず個人で仕事をするフリーランスや自営業者が増えています。
この記事では、そんなフリーランスと自営業について、働き方や収入などの違いを紹介します。 フリーランスと自営業に適したオフィスの活用方法なども紹介するので、独立・開業を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
更新日:2024/05/21
フリーランスと自営業の違い
まずは、フリーランスと自営業の違いについて、定義や職種・仕事内容などを紹介します。
フリーランスとは
フリーランスとは、仕事に応じて業務委託契約を結び、企業や団体に属さず個人で仕事を請け負う働き方のことを指します。
雇用主と労働者という従属関係のある雇用契約ではなく、企業と対等な関係で案件ごとに業務委託契約を結び、自分のスキルや専門技術、特技を活かした仕事を請け負うことが多いです。
フリーランスの職種はエンジニアやデザイナー、イラストレーター、カメラマン、動画編集者、ライターといったクリエイティブ系の職種が多く、ほかにマーケターやコンサルタント、営業職などもあります。
フリーランスのメリット・デメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
【メリット】
- 自分に合った自由な働き方ができる
- 働く場所や時間が自由で、制限されない
- 休日を自由に設定できる
- 定年なく働くことができる
- 元手が少なく仕事が始められる
【デメリット】
- 収入が不安定になりやすい
- 生活リズムが乱れやすくなる
- 事務や経理まで自分で対応しなければいけない
- 有給休暇がない
- 社会保険料が全額負担になる
- 営業力が必要となる
- ローンなどの審査が通りにくい
自営業とは
自営業とは、会社や団体に属さず、独立して自ら事業を営むことを指します。
一般的には、法人ではなく個人で店舗経営や事務所を開設し事業を行っている「個人事業主」を指すことが多いですが、広義ではフリーランスや小規模会社の経営も自営業のなかに含まれます。
自営業の職種や仕事内容は幅広く、保有する資格を活かして開業した場合は税理士や医師、薬剤師なども含まれます。
また、飲食店や美容院、旅館、不動産会社、学習塾などの経営、小説家や漫画家、作曲家など個人の才能を活かした事業も自営業に該当します。
また、自営業のメリット・デメリットは以下のようなことが挙げられます。
【メリット】
- 収入の上限がない
- 働く時間や場所を自分で選ぶことができる
- 定年退職がない
- 人間関係や満員電車などのストレスがない
- 青色申告の特典が受けられる
【デメリット】
- 収入の保証はない
- ローンなどの審査が通りにくい
- 事務や経理、従業員を雇う場合は労務管理も必要
- 社会保険料が全額自己負担になる
自由業とは
自由業とは、企業や団体との一定の雇用契約を結ばず、専門性の高い知識や技術を提供する職業を指します。
フリーランスと同義で呼ばれることもありますが、自由業は簡単に言うと、働き方を自由に決められる専門職という考え方が近いでしょう。
フリーランスや自営業と同様に自由業の職種・仕事内容も幅広く、医師や弁護士、俳優、外交員、大工、マンガ家、小説家、プログラマー、イラストレーター、デザイナーなどが自由業に当てはまります。
フリーランスと自営業の働き方の違い
フリーランスと自営業(個人事業主)の大きな違いは、働き方にあります。
フリーランスの場合、契約した案件ベースで仕事を行うため、働く時間と場所が決まっていないケースが多いです。自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、さまざまな場所で仕事ができます。
対して自営業の場合は、実店舗や事務所を構えてビジネスを展開するケースも多く、働く時間や場所は決まっているケースが多いです。
フリーランスと自営業の収入の違い
フリーランスと自営業(個人事業主)では、収入を得る方法にも違いがあります。
フリーランスの場合は、企業や団体、個人などから案件ごとに仕事を受注し、成果物を提供することで報酬を受け取りますが、自営業の場合は自らビジネスを展開して収益を上げていきます。
フリーランスと自営業に適したオフィスの種類と活用方法
フリーランスと自営業では、適したオフィスの種類も異なります。
ここからは、それぞれに適したオフィスの種類と活用方法について見ていきましょう。
フリーランスには「コワーキングスペース」
働く時間や場所にとらわれない働き方ができるフリーランスには、コワーキングスペースの利用がおすすめです。
コワーキングスペースとは、オフィス家具やOA機器、通信インフラなどの仕事に必要なワークスペースを、複数の企業や個人でシェアしながら利用する施設のことです。
基本的にオープンスペースなので気軽に利用でき、他のオフィスサービスに比べて費用を安く抑えられるというメリットもあります。
自営業には「シェアオフィス」「レンタルオフィス」
自営業(個人事業主)の場合は、シェアオフィスやレンタルオフィスの活用がおすすめです。
どちらも仕事に必要な設備がそろっているため、すぐにビジネスを始められます。
シェアオフィスとは、月額料金制で利用可能な共同のオフィススペースのことです。一つの施設を複数の会社や個人でシェアしながら利用します。
レンタルオフィスは、一つの区画を貸し切って専用オフィスとして利用することです。
どちらも通常の賃貸オフィスのように敷金や礼金、オフィス家具などを用意する必要がないため初期費用を抑えられるというメリットがあります。
また、住所利用・法人登記も可能なため、自宅の住所を公開したくない自営業や個人事業主におすすめです。
大阪・堂島でフリーランスと自営業に適したオフィスはエルクにご相談ください
フリーランスも自営業も企業や団体に所属せず、個人で仕事することを指しますが働き方や収入の得方に違いがあります。
フリーランスや自営業として独立して仕事をする場合、それぞれの働き方に適したオフィスを選ぶことが大切です。
大阪・堂島でフリーランスと自営業に適したオフィスをお探しの方は、住所利用・法人登記ができる「WORKING SWITCH ELK(エルク)」がおすすめです。
エルクは、自営業(個人事業主)に適した専用オフィスとして活用できる個室や専用デスク、フリーランスの方が利用しやすいフリーアドレス形式のコワーキングスペースが同施設内に設けられているオフィスサービスです。
京阪・大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅から徒歩4分の立地にあり、ビジネス街(中之島・淀屋橋)や繁華街(梅田・北新地)からのアクセスも良好です。
シェアオフィスやレンタルオフィス、コワーキングスペースの活用がしたいフリーランス・自営業(個人事業主)の方は、ぜひエルクにご相談ください。
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