個人事業主が名刺を作ることは、営業面でさまざまなメリットがあります。
とはいえ、名刺に記載すべき肩書きや住所に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、個人事業主が名刺を作るときに載せるべき内容、肩書きや住所の書き方について解説します。

更新日:2024/06/11

名刺は個人事業主の大事な営業ツール

名刺は個人事業主の大事な営業ツール

名刺は、個人事業主にとって大事な営業ツールの一つです。
まずは、個人事業主が名刺を持つべき理由について解説します。

社会的信用を得やすくなる

名刺交換は、社会人の挨拶の基本です。
初対面で名刺を持っていないと「この人に仕事を依頼しても大丈夫かな」と不安になってしまうクライアントもいます。
名刺があれば、個人事業主でもしっかりと事業を行っていることが一目で分かるので、社会的信用を得やすくなるのです。

自己紹介を省くことができる

名刺に肩書きや過去の実績などを記載することで、口頭で自己紹介をする手間が省けます。
名刺をきっかけに仕事の話がしやすくなり、商談の時間を有効活用できるのもメリットです。

ビジネスチャンスが広がる

名刺を渡しておくことで、後日の仕事につながることがあります。
クライアントはさまざまな人と仕事をしているため、全員のことを覚えているわけではありません。
そんなとき、渡した名刺を見てもらえれば、「この人とこんな話をした」「こんな提案をもらった」と思い出してもらえる可能性が高いです。
そこから次の仕事につながることもあり、ビジネスチャンスが広がります。

コミュニケーションツールになる

初対面の相手と話すとき、話題がなくて困ってしまうという経験をしたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
名刺があれば、記載された情報について相手から話題を振ってもらえるため、初対面でも自然な流れで会話ができます。
そのためにも、名刺には過去の実績や保有資格など、話題につながりそうな事項を記載するのがおすすめです。

個人事業主の名刺に載せたい内容

個人事業主の名刺には、少なくとも以下のような内容を記載しておきましょう。

  • 氏名
  • 住所
  • 屋号
  • 電話番号
  • Eメールアドレス
  • 公式サイトやSNSのアドレス

他にも、過去の実績や保有資格などを記載するのもおすすめです。
氏名については、必ずしも本名である必要はありません。
ビジネス用のペンネームを使っている個人事業主もたくさんいます。

最近では、ホームページやSNSを活用して仕事の幅を広げている個人事業主も多いです。
ただし、プライベートな内容ばかりのSNSはビジネスシーンに相応しくないため、仕事用とプライベート用でアカウントを分けることをおすすめします。

個人事業主の名刺に記載する肩書き・住所はどうする?

個人事業主の名刺には、肩書きや住所の記載が必須です。
とはいえ、「自分一人でやっているのに肩書きなんてない」「自宅の住所は書きたくない」という方も多いのではないでしょうか。
続いては、肩書きや住所の書き方について解説します。

肩書きの書き方

肩書きと聞くと、「所長」や「代表取締役」「部長」といった役職を思い浮かべる方も多いでしょう。確かに、会社員の名刺にはこのような役職が必ず記載されています。
しかし、個人事業主の場合、肩書きは必ずしも役職とは限りません。
「デザイナー」や「システムエンジニア」など、職種を肩書きとして記載することができます。
「弁護士」や「税理士」などの士業の方は、それらを肩書きとして記載すると良いでしょう。

住所を記載する場合

自宅を事務所として活用している場合、名刺に住所を記載したくないという方もいるかもしれません。
しかし、住所を記載することで書類のやり取りが可能となり、営業活動がしやすくなるというメリットもあります。

どうしても初対面の相手に自宅の住所を教えるのが不安という場合には、以下の方法も可能です。

  • 住所ありの名刺と住所なしの名刺を用意する
  • 住所を途中までの記載にしておく

メールアドレスなどの連絡先を記載しておけば、書類は郵送ではなく、データファイルでやり取りすることもできるでしょう。

住所を記載しない場合

個人事業主の場合、名刺に必ず住所を記載しなくてはいけないというわけではありません。
しかし、名刺に住所を書いていないと契約書などの重要な書類が届かない、企業からの信頼を得られにくくなるといったデメリットもあります。
個人情報を守ることも大切ですが、ビジネス上の信頼を得ることも重要なので、できるだけ住所を記載することをおすすめします。

個人事業主の名刺に記載する住所はシェアオフィスを活用

自宅の住所を名刺に記載することに抵抗を感じる個人事業主におすすめしたいのが、シェアオフィスの活用です。
シェアオフィスとは、複数の企業や個人でシェアして使用するオフィスのことで、初期費用や月額費用を押さえてオフィスを構えることができるといったメリットがあります。
また、契約するプランによっては法人登記や住所の利用も可能なので、シェアオフィスの住所を名刺に記載しても問題ありません。

大阪・堂島にある「WORKING SWITCH ELK(エルク)」は、住所利用も可能なシェアオフィスです。
月額49,500円〜の専用個室や専用ロッカー付きのデスクメンバープランなら、24時間好きな時間にオフィスをご利用いただけます。
また、「個室はいらないけど住所だけ使用したい」という方には、月額33,000円〜のバーチャルオフィスメンバープランもご用意しております。専用個室はありませんが、コワーキングスペースを利用できるので、個人事業主にぴったりです。

大阪・堂島で個人事業主の住所利用はエルクにご相談ください

大阪・堂島で個人事業主の住所利用はエルクにご相談ください

個人事業主であっても、名刺は営業ツールとして活用することができます。
名刺から新しいビジネスチャンスにつながることもあるので、まずは作成してみてはいかがでしょうか。

大阪・堂島にあるシェアオフィスのエルクでは、住所を名刺や法人登記に利用できるプランをご用意しております。
コワーキングスペースが使えるのはもちろん、専用個室が使えるプランもあるので、自宅以外に仕事場が欲しいという個人事業主におすすめです。
京阪・大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅から徒歩4分とアクセスにも優れています。
初めての方はオフィスやコワーキングスペースの見学も可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。