起業するにあたって、どんな準備が必要なのか分からないという方も多いものです。

この記事では、起業準備に必要なもの、やるべきことなどを紹介します。効率よく進めるコツも解説するので、ぜひ起業準備に役立ててください。

起業準備に必要なものリスト

起業するにあたっては、必要なものとやるべきことをリスト化しておくと、準備をスムーズに進められます。

そこでまずは、起業準備に必要なものを4つ紹介します。

仕事場

一般的に起業時には、賃貸オフィスやレンタルオフィスを利用するケースが多いです。
また、自宅を仕事場として起業する個人事業主もいます。

最近では、法人登記や住所利用ができるコワーキングスペースやシェアオフィスなども増えているので、「自宅では仕事がしづらい」「自宅住所を名刺やホームページで公開したくない」という場合は、オフィスサービスを利用して初期費用を抑えるのがおすすめです。

ホームページ

新たに起業する際は、できるだけ多くの人に事業内容やサービスを知ってもらうためにも、ホームページを制作しておきましょう。
あらかじめ準備したうえで、起業後すぐのタイミングで公開できるとベストです。

個人事業主やフリーランスの場合も、ホームページがあると取引先からの信頼度が高くなるでしょう。
名刺やSNSアカウントなどにも、ホームページのURLを記載できます。

名刺

起業後の挨拶回りには、名刺を準備しておきましょう。
これから取引する先に名刺を渡すのはもちろんですが、起業をするにあたって関わった人やこれまでの仕事でお世話になった人などに名刺を渡して挨拶をしておくと、新たな仕事とつながる可能性があります。

パソコン

どんな業種で起業するにしても、最低限パソコンは必要になるでしょう。
パソコンを使わない職種であっても、経理や財務などの経営管理、確定申告などの作業で使用するため、準備しておくのがおすすめです。

起業準備でやるべきことは?

起業準備でやるべきことは?

起業の準備では、最低限必要なものをそろえだけではなく、ほかにもやるべきことがあります。
ここからは、起業準備でやるべきことや準備の流れを紹介します。

事業計画を立てる

起業するにあたって、事業計画は不可欠です。
新たな事業をいつどうやって始めて、いつまでに軌道に乗せるのか、起業後のイメージを固めておきましょう。

事業計画を立てていくと、問題点や懸念材料に気づくこともあります。

また、しっかりとした事業計画書を作成することで、金融機関等で融資を受けたり、補助金申請をしたりすることも可能となります。

マーケティングする

起業後スムーズに事業を進めるには、市場調査や広告戦略等のマーケティングも重要です。

せっかく起業しても、需要のないサービスや商品を提供していたり、広告宣伝のやり方に失敗してしまうと、思ったような売上が見込めない可能性もあります。

起業後の軌道修正は大変なので、起業前にしっかりとマーケティングを行い、戦略を立てておきましょう。

資金計画をたてる

起業後はサラリーマンとは違って、毎月決まった収入を得られるわけではありません。
そのため、起業準備として、資金計画はしっかりとたてておきましょう。

初期費用はもちろん、起業後に必要な運転資金も算出したうえで、収支計画の基礎を固めます。
そのうえで、資金調達の方法を検討したり、売上見込みを算出すると良いでしょう。

法的手続き・許認可

法的手続きや商号登記、ライセンス取得などの許認可申請も、起業準備の一つです。

特に商号登記やライセンスの取得をしておくと、個人事業主であっても法的に保証されるようになるため、事業を行ううえで、社会的信用を得られやすくなるでしょう。

個人事業主の登記については、以下の記事でも詳しく解説しています。
個人事業主も登記が必要?「商号登記」について分かりやすく解説

開業届を提出する

個人事業主として起業する場合は、1ヶ月以内に管轄の税務署へ開業届を提出しなければいけません。
開業届を提出する際は、事業開始等申請書および青色申告承認申請書も合わせて準備しておくと良いでしょう。

開業届については、以下の記事もぜひ参考にしてください。
副業でも開業届は出すべき?メリット・デメリットや注意点を解説

起業準備にかかる期間はどれくらい?

起業準備にかかる期間は、3ヶ月~1年ほどが目安と言えます。

実店舗やオフィスが必要な場合、物件探しから契約、内装工事、什器の搬入等に時間を要するため、少なくとも6ヶ月以上は見ておいたほうが良いかもしれません。

実店舗やオフィスを必要としない場合や、シェアオフィス・レンタルオフィスなどのオフィスサービスを利用してオフィスを構える場合は、3ヶ月程度で起業できるケースも多いです。

起業準備を効率よく進めるコツ

起業準備を効率よく進めるコツ

起業準備を効率よく進めるには、起業にあたって必要なもの・やるべきことをリストにまとめておくのがおすすめです。

また、仕事場やパソコン、ホームページや名刺は、起業後だけではなく、起業準備中も必要となるため、早めに手配しておくと良いでしょう。

オフィス用の賃貸物件を借りるとなると、物件探しや内装工事にどうしても時間がかかってしまいます。

個人事業主やフリーランスの場合、自宅を仕事場にするケースもありますが、自宅住所をホームページや名刺に記載したくないという方も多いです。
早く起業したいけれど、自宅を仕事場にしたくないという場合は、シェアオフィスやレンタルオフィスなどのオフィスサービスを活用してはいかがでしょうか。

大阪・堂島にある「WORKING SWITCH ELK(エルク)」は、住所利用や法人登記ができるシェアオフィスとコワーキングスペースを運営しています。
京阪・大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅から徒歩4分の立地にあり、中之島や淀屋橋などのビジネス街や、北新地や梅田などの繁華街からのアクセスに優れています。

起業後に専用オフィスとして活用できるシェアオフィス(個室)と、個人事業主やフリーランスに人気の専用デスク席、共同で利用できるコワーキングスペース、フォンブースなどを設けており、事業内容や規模に応じて柔軟に活用できます。 オプション料金で、社名プレートの掲示や住所利用、会議室の利用もできるので、起業準備から起業後も使える仕事場を確保したい方におすすめです。

起業準備に必要な仕事場・住所は「エルク」にご相談ください

起業準備に必要な仕事場・住所は「エルク」にご相談ください

起業するにあたっては、仕事場の確保や資金調達、ホームページや名刺の作成、許認可等の手続きなど、さまざまな準備が必要となります。

賃貸物件を借りてオフィスを構えるのであれば、1年以上前から準備を始めておくのがおすすめです。

低コストで住所利用ができるコワーキングスペースなら、自宅住所をホームページや名刺に掲載することなく、プライバシーを確保した状態での起業が可能です。

大阪で起業準備をしている方、仕事場として住所利用ができるオフィスサービスをお探しの方は、ぜひエルクまでご相談ください。