オンライン授業やリモート会議など、「オンライン」と「リモート」という言葉を耳にする機会が増えています。
しかし、実際のところオンラインとリモートの違いが分からないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、オンラインとリモートの違いについて、基本的な意味を分かりやすく解説します。

オンラインとリモートの違い【基本知識】

オンラインとリモートの違い【基本知識】

オンラインとリモートは、ほとんど同じ意味として用いられていますが、実際には明確な違いがあります。
まずは、オンラインとリモートそれぞれの意味を知って、基本的な違いを理解しましょう。

オンラインの意味

オンラインは、パソコンやスマホなどの電子機器が「インターネット回線につながっている」状態を意味します。

インターネット回線に接続したパソコンやタブレットで行う会議は「オンライン会議」、授業は「オンライン授業」という風に呼ばれています。

パソコンやスマホを使用したとしても、インターネット回線につながっていなければ「オンライン」という言葉は使用しません。

リモートの意味

リモートは、もともと「離れた場所にあること」「遠隔」といった言葉を意味しています。
そのため、「リモート会議」は離れた場所にいる人々が会議をすることを意味し、「リモートワーク」はオフィス以外のところで働くということになります。

あくまでリモートという言葉は距離に着目した言葉であって、インターネット回線につながっていることが前提ではありません。 インターネット回線がなくとも、外で仕事をしている場合はリモートワークに該当します。

オンラインとリモートワークに似た働き方の種類

オンラインとリモートワークに似た働き方の種類

昨今の日本は、働き方改革やコロナ禍によって、働き方が多様化しています。
オンラインとリモートワーク以外にも、働き方に関する言葉では混合しやすいものがたくさんあります。

ここからは、オンラインとリモートワークに似た働き方の種類について、それぞれの違いを紹介していきます。

テレワーク

テレワークは、情報通信技術(ICT)を活用することで、時間や場所にとらわれず、オフィス以外の場所で働くワークスタイルのことを指しています。
つまり、テレワークは、オンライン状態を前提としたリモートワークということになります。
インターネット環境があれば、自宅やコワーキングスペースなど働く場所は選びません。

在宅勤務

在宅勤務は自宅で働くワークスタイルです。
介護や育児などで家を空けにくい人も、仕事との両立がしやすいというメリットがあります。
また、基本的に他の社員同士でコミュニケーションをとる際には、オンライン会議やチャットツールなど、インターネット回線を利用する必要があります。

モバイルワーク

モバイルワークは、移動中や外出先の空き時間などで業務を行う働き方です。
外出の多い営業職などに適しており、ノートパソコンやタブレットを使用して、新幹線や飛行機など移動中に作業をしたり、出張先のホテルやコワーキングスペースで仕事をしたりします。
空き時間を中心に作業を進める働き方なので、時間を無駄にすることなく生産性を高めることができるでしょう。

ノマドワーク

ノマドワークは決まった場所で働くことをせず、遊牧民のように色々なところで仕事をする働き方です。
パソコンやスマホを持ち、インターネットがつながる場所であればどこでも働くことができるので、コワーキングスペースやカフェ、図書館など、人によって働く場所はさまざまです。
また、ノマドワークはフリーランスで仕事をする人が多く、決まった時間に仕事をする必要もありません。
かなり自由度が高いワークスタイルと言えるでしょう。

ノマドワークについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
https://workingswitch-elk.com/column/detail/74

サテライトオフィス勤務

サテライトオフィス勤務とは、企業の本社から離れた場所に設置されたオフィスで働くことを指します。
都市や郊外、地方などサテライトオフィスが設置される場所はさまざまありますが、仕事に必要なワークスペースが整っており、オフィス出社と変わらない形態で働くことができます。
住居から近いサテライトオフィスに出社することで、移動を最低限にすることができ、社員のワークライフバランスが向上する傾向にあります。
また、最近では、コワーキングスペースやシェアオフィスをサテライトオフィスとして利用する会社もあります。

サテライトオフィス勤務について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
https://workingswitch-elk.com/column/detail/63

ワーケーション

ワーケーションは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を語源としており、帰省先や観光地で休暇を過ごしながら働くワークスタイルです。
旅館やホテルで寝る前に仕事をしたり、観光地にあるコワーキングスペースを活用したり、オン・オフを切り替えながら働くことになります。
休暇先でも仕事をすることで、これまでよりも長期休暇が取りやすくなり、リフレッシュできるというメリットがあります。

オンラインとリモートワークに活用できる場所

ここからは、オンラインとリモートワークに活用できる場所を紹介します。

コワーキングスペース

コワーキングスペースは、1つのオープンスペースをさまざまな人々が共有しながら活用するワークスペースです。
デスクや椅子はもちろん、Wi-Fiやプリント複合機などの設備もそろっており、手頃な金額で利用することができます。
仕事をしたり、集中して作業をしたい人が利用する場所なので、一人で利用する場合も緊張感を持ちながら、集中して作業に取り組めるのがメリットです。

シェアオフィス・レンタルオフィス

シェアオフィスやレンタルオフィスは、従来の賃貸オフィスとは違い、デスクや椅子、複合機やシュレッター、インターネット回線など仕事をするのに必要な設備がそろった状態のワークスペースをレンタルすることです。
家賃ではなく、月額利用料を支払うのが一般的です。
郵便物や宅配の受け取りができたり、法人登記ができるところもあり、予算や人数に合わせて短期間の利用も可能です。
スタートアップ企業のオフィスとして利用したり、サテライトオフィスとして活用するのもおすすめです。

オンライン・リモートワークは大阪・堂島のエルクにご相談ください

オンライン・リモートワークは大阪・堂島のエルクにご相談ください

オンラインでリモートワークができる施設を利用するのであれば、コワーキングスペースやシェアオフィスがおすすめです。

大阪・堂島にある「WORKING SWITCH ELK(エルク)」は、京阪・大阪メトロ御堂筋線から徒歩4分にあるコワーキングスペースを兼ねそろえたシェアオフィスです。
デスク・椅子やOA機器、Wi-Fi環境が整っており、フォンブースもあるため、快適にオンライン会議やリモートワークができる施設となっています。
コワーキングスペースは8時から20時まで、プライベートエリアとなるシェアオフィスの個室や固定席は24時間利用することができます。
土・日・祝日のみ利用できる「コワーキングWEEKENDメンバー」というプランもあり、活用したい状況に応じて、さまざまな使い方が可能です。

大阪でのコワーキングスペースやシェアオフィスをお探しの方は、ぜひお気軽にエルクまでお問い合わせください。